› コーヒー農園日記 かもめリワークプログラム › アジアンチックな風景、地味〜に面白かった〈ブログで見てたコーヒー農園での活動〉
2024年10月07日
アジアンチックな風景、地味〜に面白かった〈ブログで見てたコーヒー農園での活動〉
リワークプログラム2週目、初めて農園へ行った時の様子と感想を綴ります
・・・・・・・・・・
思いのほかいつも感じる「月曜の朝」の独特な気負いや気の重さはなく、無事クリニックへ到着。本日のスケジュールを確認し、9:35になるとコーヒー農園へ出発。前日雨が降ったこともあり蒸し暑さはあったが空は曇っており徒歩で行くにはもってこいの天気。
農園へは近隣の住宅や保育園、ショッピングモール等を通り抜け、10分程かけてワイワイ雑談をしながら目的地に移動。
途中大きな交差点に差し掛かると行き交う車が騒々しくなり社会の営みが開始されてることを肌で感じた。
この時間、滅多に道を歩かないこともあり、仕事中であろう人々を横目に若干の背徳感を感じつつも、たわいもない「ゆとり」時間を過ごせてることを実感(安心して過ごせてるのは様々にサポートしてくださっているスタッフの方々のおかげです感謝!!)
コーヒー農園に到着すると手厚く準備された長靴や手袋、バケツなどの道具を受け取り、数十メートル程の緩やかな斜面を上り農園へ向かった。
農園と言われる場所の入り口へ行くと、門扉からジューミーが跳び出してきた。
ジューミーは偶然にも自然環境や生き物慣れ詳しいSさんの横に跳び出してきたため、Sさんはジューミーをそっと手の平で掴み(驚かないよう受け取り)我々に見せてくれた。
その後は過去のブログにも掲載されているとおり龍神様が宿っているという大きな松の木のもとへ移動した。
松の木は農園の主であるかのようにとても大きかった。そして木の前には赤瓦?でできた大きなシーサー(獅子?あ、龍神様だから龍だ)が堂々と鎮座していたが、雨上がりの天気のせいで陽射しも少なく薄暗くてその顔が見えなかった。ただ、どんよりジメジメした雰囲気が重苦しく如何にも神聖な場所であるかの様に感じたため、敢えて近くで顔を見ることをしなかった(木のてっぺんにあるのは鳥の巣?)
その後スタッフからは、この地の由来や農園、コーヒーの木のこと、過去の作業の進捗状況や農園のお手入れの様子、作業の説明などを聞いた。
そうこうしていると何処からか蚊がやってきて、露出した手足を狙うようにまとわりついてきた。
荷物を置いたコンクリートの腰掛けには大きなアフリカマイマイもいて、その存在がかなりのインパクトであったためそれについてみんなで話していたら、蚊が段々増え始め狙われる人が続出してきた。
スタッフの方が持参しくれたカゴから急いで蚊取り線香を取り出し、ワイワイガヤガヤ3人がかりで火をつけ、それをみんな腰にぶら下げることになった(ちょっと面白い)
私は蚊取り線香を腰にぶら下げたのが初めてだったため、帽子と長靴、蚊取り線香を装着した自分を想像すると、勝手にやる気スイッチが入り非日常感増し増しの楽しい気持ちになった。
そしてスタッフの「ではお水飲んだら始めますか!」の一声で、いただいた冷たいお水を一斉にグイッと飲み込み作業を開始。農園内に入ると枝にビニールが巻かれているところが接木された部分であることや、唯一残った一粒の赤い実であることを教えてもらった。
作業は休憩を挟んだ前半後半15分つづの計30分程度であったが、これまで継続して草取りされていたこともあり、草丈も20cm未満の小さな草がほとんどで、量も少なく草も軽く引くと気持ちいいくらい直ぐ抜けた。
根強く張った大量の草と格闘するのを想像してしっかり草取りしよう!と思い意気込んで参加したため、終わってみるとこれでいいの?と何となく物足りないような気もしたが、何事もそのくらいがいいのかな〜と思い直した。
草取りは軽作業であったがその分生物を観察し、落ち葉の行方や生き物の自然サイクルに思いを巡らせる時間となり清々しく作業を終えことができた。
片付け時、スタッフの方が使用後の手袋を洗う間しばらく待機する時間があった。ぼーっとしていると目の前の花壇に目が付いた。まとまりなく複数の植物茂っていて何の花壇か分からなかったが建物の白い壁に生える鮮やかな花や葉の色合いが何ともアジアンな雰囲気を醸し出しているのに気づいた。蒸し暑さと相まってしばし異国情緒を味わうことができた瞬間であった(さらに非日常感UP)
帰路、数名の園児に頭上から声を掛けられた(2階のベランダが園庭になってるようで)声はあまりに大きく叫びに近かったので何を言ってるか聞き取れなかったが子どもたちが遊ぶ元気な声とその様子、可愛らしさに力をもらった。
コーヒー農園での作業を通し、わずかな時間ではあったが最後の最後まで地味〜に「なんか面白い」が連続する貴重な時間を過ごすことができた。
帰宅すればいつもの生活に戻り、今日感じたことを忘れることの方が多い気もするが、日常に「面白い探し」をしていきたい。
・・・・・・・
改めてスタッフの方々のサポートで安心して臨めた農園作業です。ありがとうございました!
互いにゆたしくうにげ〜さびら
大きすぎてフレームアウト
上だけ撮ってみた
頂上に鳥の巣?!
必需品
蚊取り線香ぶら下げ体験、記念にパシャリ
ビニール分:接木部分
色のコントラスト、南米感出てる
お〜!茶、緑、赤!
雑木林から草侵入
繊細な様子、スケスケメッシュ
分かりやすい自然サイクル
長靴脱いだ帰り際に気づく
雑然とした一部に焦点を当ててみたらアジアン感満載
・・・・・・・・・・
思いのほかいつも感じる「月曜の朝」の独特な気負いや気の重さはなく、無事クリニックへ到着。本日のスケジュールを確認し、9:35になるとコーヒー農園へ出発。前日雨が降ったこともあり蒸し暑さはあったが空は曇っており徒歩で行くにはもってこいの天気。
農園へは近隣の住宅や保育園、ショッピングモール等を通り抜け、10分程かけてワイワイ雑談をしながら目的地に移動。
途中大きな交差点に差し掛かると行き交う車が騒々しくなり社会の営みが開始されてることを肌で感じた。
この時間、滅多に道を歩かないこともあり、仕事中であろう人々を横目に若干の背徳感を感じつつも、たわいもない「ゆとり」時間を過ごせてることを実感(安心して過ごせてるのは様々にサポートしてくださっているスタッフの方々のおかげです感謝!!)
コーヒー農園に到着すると手厚く準備された長靴や手袋、バケツなどの道具を受け取り、数十メートル程の緩やかな斜面を上り農園へ向かった。
農園と言われる場所の入り口へ行くと、門扉からジューミーが跳び出してきた。
ジューミーは偶然にも自然環境や生き物慣れ詳しいSさんの横に跳び出してきたため、Sさんはジューミーをそっと手の平で掴み(驚かないよう受け取り)我々に見せてくれた。
その後は過去のブログにも掲載されているとおり龍神様が宿っているという大きな松の木のもとへ移動した。
松の木は農園の主であるかのようにとても大きかった。そして木の前には赤瓦?でできた大きなシーサー(獅子?あ、龍神様だから龍だ)が堂々と鎮座していたが、雨上がりの天気のせいで陽射しも少なく薄暗くてその顔が見えなかった。ただ、どんよりジメジメした雰囲気が重苦しく如何にも神聖な場所であるかの様に感じたため、敢えて近くで顔を見ることをしなかった(木のてっぺんにあるのは鳥の巣?)
その後スタッフからは、この地の由来や農園、コーヒーの木のこと、過去の作業の進捗状況や農園のお手入れの様子、作業の説明などを聞いた。
そうこうしていると何処からか蚊がやってきて、露出した手足を狙うようにまとわりついてきた。
荷物を置いたコンクリートの腰掛けには大きなアフリカマイマイもいて、その存在がかなりのインパクトであったためそれについてみんなで話していたら、蚊が段々増え始め狙われる人が続出してきた。
スタッフの方が持参しくれたカゴから急いで蚊取り線香を取り出し、ワイワイガヤガヤ3人がかりで火をつけ、それをみんな腰にぶら下げることになった(ちょっと面白い)
私は蚊取り線香を腰にぶら下げたのが初めてだったため、帽子と長靴、蚊取り線香を装着した自分を想像すると、勝手にやる気スイッチが入り非日常感増し増しの楽しい気持ちになった。
そしてスタッフの「ではお水飲んだら始めますか!」の一声で、いただいた冷たいお水を一斉にグイッと飲み込み作業を開始。農園内に入ると枝にビニールが巻かれているところが接木された部分であることや、唯一残った一粒の赤い実であることを教えてもらった。
作業は休憩を挟んだ前半後半15分つづの計30分程度であったが、これまで継続して草取りされていたこともあり、草丈も20cm未満の小さな草がほとんどで、量も少なく草も軽く引くと気持ちいいくらい直ぐ抜けた。
根強く張った大量の草と格闘するのを想像してしっかり草取りしよう!と思い意気込んで参加したため、終わってみるとこれでいいの?と何となく物足りないような気もしたが、何事もそのくらいがいいのかな〜と思い直した。
草取りは軽作業であったがその分生物を観察し、落ち葉の行方や生き物の自然サイクルに思いを巡らせる時間となり清々しく作業を終えことができた。
片付け時、スタッフの方が使用後の手袋を洗う間しばらく待機する時間があった。ぼーっとしていると目の前の花壇に目が付いた。まとまりなく複数の植物茂っていて何の花壇か分からなかったが建物の白い壁に生える鮮やかな花や葉の色合いが何ともアジアンな雰囲気を醸し出しているのに気づいた。蒸し暑さと相まってしばし異国情緒を味わうことができた瞬間であった(さらに非日常感UP)
帰路、数名の園児に頭上から声を掛けられた(2階のベランダが園庭になってるようで)声はあまりに大きく叫びに近かったので何を言ってるか聞き取れなかったが子どもたちが遊ぶ元気な声とその様子、可愛らしさに力をもらった。
コーヒー農園での作業を通し、わずかな時間ではあったが最後の最後まで地味〜に「なんか面白い」が連続する貴重な時間を過ごすことができた。
帰宅すればいつもの生活に戻り、今日感じたことを忘れることの方が多い気もするが、日常に「面白い探し」をしていきたい。
・・・・・・・
改めてスタッフの方々のサポートで安心して臨めた農園作業です。ありがとうございました!
互いにゆたしくうにげ〜さびら
大きすぎてフレームアウト
上だけ撮ってみた
頂上に鳥の巣?!
必需品
蚊取り線香ぶら下げ体験、記念にパシャリ
ビニール分:接木部分
色のコントラスト、南米感出てる
お〜!茶、緑、赤!
雑木林から草侵入
繊細な様子、スケスケメッシュ
分かりやすい自然サイクル
長靴脱いだ帰り際に気づく
雑然とした一部に焦点を当ててみたらアジアン感満載
Posted by かもめリワークプログラム at 12:30│Comments(0)